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こんばんは、こんにちは。
制作ヤマダです。 出演者ブログ、終わりに近づいてます。 本番も、近づいてます。 第6回目担当は! 私の乏しいボキャブラリーから言葉で表すより、彼が舞台で生きた姿から受け取って頂きたい 積み上げた年数 細やかなこだわり 柔軟な反応に、持ち前の優しさ 客演ながら、実は今回はかなり小道具についてもお力をお借りしています。 中山ヨシロヲさん 語ります。 ------------------- 芝居は、すごく出来上がった作品より、どこか破たんがあった方が楽しめる。 本当の破たんではない。計算された破たんだ。 桜の花も咲き、暖かい日々になったとはいえ、まだ、夜は冷え込みますね。 皆さま、お身体にご自愛あれ。 地下にある稽古場へ向かう階段を降りていくと、みんなが衣装の打ち合わせをしている。 「いいな~、僕、いつもの稽古着じゃないですか?」「私、これ、派手だけど普段着よ!」 劇団員はみんな仲が良い。和気あいあい楽しそうである。(これ、劇団にとって大事) 大道具はまだだけど、衣装を着て、小道具を持つと練習も気合いが入る。 「舞台を俯瞰するんだ!鳥の目で見ろ!自分を感じるんだ!」演出家みかん氏の檄が飛ぶ。 作家の演出を直で受けられるのは幸せだ。答えがそこにあるからだ。 しか~し、 舞台上で役者が喜怒哀楽を表せるのは、その場面における行為が、役者個人が今まで培ってきたリアリズムというべき感覚に訴えかけているかどうかである。 演出家が何を言っても役者が理解出来なかったら・・・。 理解出来てもそれが表現できなかったら・・・。 その人の生き様が透けて見えるのだ!(怖い) ・・・お芝居ってほんと難しい、奥が深い。 稽古場が迷宮に陥ったとき、私はロビーに足を運びコーヒーをカップに注ぐ。 ジョボジョボジョボ。香りという天使が僕の気持ちを癒し、魔のように黒く、地獄のように苦いブラックコーヒーが僕の心を刺激する。(癒しだけを求めるならミルク増量のボタンを押す。) ここで今一度芝居について自分なりに整理する。色で言えば、この芝居はグレイからセピアに向かう色合いである。音楽はもちろんブルースだ!肌触りは乾いた風の感触。 役者の演技、舞台表現は客に不快なものを与えてはいけない。声の通りはFM放送の澄んだ綺麗な音よりAM放送のざらついた音だ。 台詞を抑揚で意味づけたり、台本のイメージを説明演技したりせず、内面的な精神を大切に演技する。役者の内面の衝動が役の行動を生む! これぞメソッド演技だ! 等と考えながらコーヒーを飲み干し自分なりに納得して稽古場にもどるとラストシーンの稽古が始まった。 ラストが決まれば芝居は7割成功に等しい(持論) 僕の頭の中に「ブルース」のテーマが流れていた。 『ひとり飲む酒 悲しくて 映るグラスはブルースの色 例えばブルースなんて 聴きたい夜は 横浜ホンキートンク・ブルース♪』 僕の解釈は、間違っているのかもしれない、でも、舞台を俯瞰し、内面で感じれば、答えはおのずと出てくるのです。 ・・・・・もうすぐ祭りが始まる。 今、まだ、旅の途中・・・・。 4月某日 本番3週間前 中山ヨシロヲ --------------------- 劇団ピロシキマン 第4回公演 「街灯ブルース」 作・演出 みかんひろし 【日時】 4/29(金)19:00 4/30(土)13:00/18:00 5/ 1(日)13:00/18:00 ※開場は開演の30分前 【会 場】 甘棠館Show劇場 【料 金】 一般前売り1,800円 学割 1,500円 ペア割 2枚で3,000円 当日券 2,000円 ※未就学児入場不可 ※学割、ペア割は要予約 各回お席が少なめとなっております。 チケットのご予約は劇団HPからも可能です! 【キャスト】 篠田昌人 中山ヨシロヲ 杉山英美 中山大介 ERI 中島浩志 篠崎絵里 永友裕梨(96文字) 社会からドロップアウトした人間の末路を描く ピロシキマン風、ハードボイルド・サスペンス! 劇団ホームページ:http://piroshikiman.wix.com/gekidan PR COMMENTS
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